2013年03月31日
平成25年3月定例会にて一般質問をおこないました。
今回は「福祉対策」「心の健康増進」「胃がんリスク検診」について質問致しました。
◎一般質問の概要
1.福祉対策
浅野さち:介護保険で利用できる福祉用具(入浴補助用具等)購入について、現状は購入時に10割払い、その後、市より9割分戻る方式ですが、購入時に1割支払う方式に変更できないかうかがいたい。
市担当者:利用者のニーズを把握し、福祉用具の購入について、ケアマネージャーの意見を参考に市内10か所ある、指定特定福祉用具販売事務所の意向を調査し、購入時に1割支払う方式の検討をおこないたい。
2.心の健康づくり
浅野さち:「うつの心配相談」を開催しているとのこと、実績とそこから見える課題をうかがいます。
市担当者:思い悩んだりふさぎ込んだり、眠れないなどの心配のある方や、その家族を対象に実施しています。予約制で精神保健福祉士の方が面接相談しており、本年は29名の方が受けております。課題は予約制の為、相談したい時に、即対応できる状況でない事があげられるが、相談出来る環境を整えて参ります。
3. 胃がんリスク検診について
浅野さち:本年4月より県内初の胃がんリスク検診が始まります。私は平成23年12月、24年9月、そして今回と計3回この件について一般質問を行いました。
今回、早期に実現出来た事に大変うれしく、感謝致します。
胃がんは日本人にとってがん死亡率第2位の病気です。この胃がんリスク検診は、胃がんにかかる危険度を医療機関で血液検査によって調べるものです。この検診は、胃がんの発生に深い関係があるピロリ菌の抗体検査と、胃の萎縮状況の検査を組み合わせたものです。
胃がんを直接発見する検査ではなく、胃がんとなりやすい状態かについて調べます。
対象者は40歳から5歳刻みの節目年齢で75歳まで行います。
公明党は国会質疑のおいても、胃がん検診にピロリ菌検査を追加すべきと強く主張し、また、ピロリ菌除菌の保険適用の拡充も強く訴えて参りました。
嬉しいことに、ピロリ菌保険適用が拡大し、今回胃のもたれ不快感などの慢性胃炎であってもピロリ菌の感染が確認され、内視鏡で慢性胃炎と診断されれば除菌に保険が適用されます。
今回、市川市が県内初で、胃がんリスク検診を開始することは、大変タイミングがよいことです。対象者は必ず受診して頂きたいと切望致します。
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